こんにちは。山道具ラボのShinです。

晴れ間を狙って、ずっと宿題にしていた北アルプスの薬師岳へ行ってきました。今号はその話から。

Trail Notes

天気予報と一週間にらめっこして、まだ登れずにいた薬師岳へ、テント泊で行くと決めた。金曜、終業と同時に猛烈な勢いでパッキングを始める。

ところが、家を出る一時間前になって、目当ての薬師峠キャンプ場が昨夏の熊の一件でまだ再開前だと知る。夜行バスの時間は迫っている。慌てて太郎平小屋の小屋泊へ計画を切り替え、テント泊装備を小屋泊装備に切り替えて、そのまま飛び出した。

金曜夜発のバスで折立へ。七時過ぎに歩き出し、三角点を越えて、木道と池塘の広がる太郎平の湿原に出る。狙いどおりの快晴だった。剱、立山、白山の方までくっきり見渡せる。夜行バスの寝不足も、この抜けの前では帳消しになる。

十一時過ぎに太郎平小屋、そこから身軽になって薬師岳へ。昼過ぎ、山頂の石碑に着いた。山頂の鐘も鳴らせた。

気になっていた薬師峠キャンプ場を覗くと、真新しい電気柵が張られ、すでに通電していた。営業再開はまだのようだが、対策は着々と進んでいる。テント泊の下心は今回果たせなかったが、いずれ必ず張りに戻ってくる。

太郎平小屋に一泊。十九時過ぎ、稜線の向こうに陽が落ちていくのを眺めながら、長い一日を閉じた。

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